歌詞
二〇一九年卯月十三日
T字路
大人げないまま こんな大人に成りました
将来のちょっと先の T字路に立っています
貴方はこれからどこへ?
君こそどちらまで?
おんなじ方面なら お供します 途中まで
由比ケ浜の夕陽 (夕陽)
揺らめく影ふたつ (ふたつ)
ひとつに
重なる
寸前!
しらけトンビが ぐるりと輪をかいた
毎度 そんなだから ドラマになるのかな? ななななな
よかれと思ったことが
裏目に出てばかり
きっとそれも個性 よく言えば世界遺産
踏切の向こうに (向こうに)
相模湾が光る (光る)
ねぇ、きいて
なんて今
言ったの?
電車が過ぎたら いつもの君と僕
今日もこんなだから「つづく」があるのかな?
路地の三毛猫 慌てて振り向いた
そんな甘い事件 この先 ないのかな?
あるのかな?
ないのかな?
どっちかな?
二〇一九年卯月十二日
糸
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ
こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
二〇一九年弥生廿九日
明日があるさ
いつもの駅でいつも逢う
セーラー服のお下げ髪
もう来る頃 もう来る頃
今日も待ちぼうけ
明日がある 明日がある 明日があるさ
ぬれてるあの娘こうもりへ
さそって上げようと待っている
声かけよう 声かけよう
だまって見てるボク
明日がある 明日がある 明日があるさ
今日こそはと待ちうけて
うしろ姿をつけて行く
あの角まで あの角まで
今日はもうやめた
明日がある 明日がある 明日があるさ
思いきってダイヤルを
ふるえる指でまわしたよ
ベルが鳴るよ ベルが鳴るよ
出るまで待てぬボク
明日がある 明日がある 明日があるさ
初めて行った喫茶店
たった一言「好きです」と
ここまで出て ここまで出て
とうとう言えぬボク
明日がある 明日がある 明日があるさ
明日があるさ 明日がある
若いボクには 夢がある
いつかきっと いつかきっと
わかってくれるだろう
明日がある 明日がある 明日があるさ
男の勲章
つっぱることが男のたった一つの勲章だって
この胸に信じて生きてきた
泣きたくなるような つらい時もあるけど
いつも俺たち がんばってきた
時の重さに流されそうになった時でも
歯をくいしばりたえてきた
ガキのころ 路地裏で見た 夜空にキラめいた
流れる星を見て 誓った思いを忘れちゃいないぜ
つっぱることが男のたった一つの勲章だって
この胸に信じて生きてきた
氷のように 冷たい 世間の壁が
いつもさえぎる 俺達の前を
胸にえがいた この夢は ハンパじゃないから
かじかむこの手 にぎりしめ
ガキのころ 赤トンボ 追いかけてた時の
燃えてた瞳は 今でも俺達忘れちゃいないぜ
つっぱることが男のたった一つの勲章だって
この胸に信じて生きてきた
つっぱることが男のたった一つの勲章だって
この胸に信じて生きてきた
二〇一九年弥生廿六日
銀の龍の背に乗って
あの蒼ざめた海の彼方で 今まさに誰かが傷んでいる
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
夢が迎えに来てくれるまで 震えて待ってるだけだった昨日
明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
失うものさえ失ってなお 人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は 人が人の傷みを聴くためだ
急げ悲しみ 翼に変われ
急げ傷跡 羅針盤になれ
まだ飛べない雛たちみたいに 僕はこの非力を嘆いている
わたボコリみたいな翼でも 木の芽みたいな頼りない爪でも
明日 僕は龍の足元へ崖を登り 呼ぶよ「さあ、行こうぜ」
銀の龍の背に乗って 届けに行こう 命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
銀の龍の背に乗って 運んで行こう 雨雲の渦を
銀の龍の背に乗って
銀の龍の背に乗って
君をのせて
あの地平線 輝くのは
どこかに君をかくしているから
たくさんの灯が なつかしいのは
あのどれかひとつに 君がいるから
さあ でかけよう ひときれのパン
ナイフ ランプ かばんにつめこんで
父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし
地球はまわる 君をかくして
輝く瞳 きらめく灯
地球はまわる 君をのせて
いつかきっと出会う ぼくらをのせて
父さんが残した 熱い想い
母さんがくれた あのまなざし
地球はまわる 君をかくして
輝く瞳 きらめく灯
地球はまわる 君をのせて
いつかきっと出会う ぼくらをのせて
二〇一七年皐月四日
二〇一七年弥生十七日
TOO YOUNG TO DIE集中
天誅 https://www.jpmarumaru.com/tw/JPSongPlay-8955.html
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